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【初心者向け】国立新美術館 アートなポートレート 撮影スポット

    たてわき

    こんにちは。
    ウィークエンドフォトグラファーのたてわきです。
    こちらのブログでは、私が実際に撮影したスポットと写真、どんなことを気にして撮影したかなどを紹介しています。特にポートレートを始めたばかりのカメラマンの方に参考にしていただけたら嬉しいです。

    はじめに

    今回の撮影地は国立新美術館です。
    撮影日は2023年7月1日(土)。7月上旬は梅雨の時期。ということでこの日も例外なく雨でした。。。そこで浮上した国立新美術館での撮影。屋内ですので撮影ができます。

    国立新美術館は、世界的な建築家黒川紀章が設計したことはご存知の通り、Instagramでも定番の撮影スポットですよね。
    アクセスも良く千代田線乃木坂駅から地下直結、日比谷線/大江戸線六本木駅から徒歩約5分と便利です。また、地上3階までありので各階で撮影できます。ただし、もちろん撮影スタジオではなく美術館ですので、あくまでも鑑賞されている方々の妨げにならないようにマナーと細心の注意を払って撮影することが大前提となりますのでご注意ください。

    今回、モデルとしてご協力いただいたのは、バレリーナのTSUBAKIさんです。バレエを活かしたポージングがとても素敵です。合わせてご覧ください。

    国立新美術館のホームページはこちらです。

    https://www.nact.jp/index.html

    国立新美術館の撮影スポット

    今回は、各階にて撮影をしましたので、それぞれご紹介します。
    フロアマップも合わせてご覧ください。

    撮影スポット

    〈1階〉①ガラスのカーテンウォール、②休憩スペース
    〈2階〉③サロン・ド・テロンド付近の廊下、④階段踊り場
    〈3階〉⑤エレベーターホール付近、⑥ブラッスリーポール・ポキューズミュゼ付近

    「国立新美術館ホームページ内のフロアマップ」より
    「国立新美術館ホームページ内のフロアマップ」より
    「国立新美術館ホームページ内のフロアマップ」より

    〈1階〉①ガラスのカーテンウォール、②休憩スペース

    ①ガラスのカーテンウォール

    GoogleやInstagramで検索すると必ず出てくる、国立新美術館ポートレートの代表的なスポットですよね。うねうねと波のような形状のガラスがカーテンのようになっています。高さ22メートル、長さ160メートルもあるんだそうです。すごいですよね。

    こちらでは、ガラスから降り注ぐ自然光の加減や22メートルの高さを活かして、宮殿のような神秘的な空間で躍動するバレリーナTSUBAKIさんを表現したいと思いました。
    構図としては主題をTSUBAKIさん、副題として対角線上に空間(高さ)を配置。光は雨だったこともありわりと拡散されていたので、そこまで意識はしませんでしたが暗くなった部分はレタッチで明るく起こしました。

    ②休憩スペース

    休憩スペースには外が見えるように椅子とテーブルが配置されており、ちょっとひと休みしたい時にも使えます。今回は、自然体のTSUBAKIさんを撮りたかったので、リラックスしつつも楽しげな感じで撮影いたしました。こちら正面入口付近にあるため、わりと通行人が多く写り込みを避けるのが大変ではあります。。。

    〈2階〉③サロン・ド・テロンド付近の廊下、④階段踊り場

    ③サロン・ド・テロンド付近の廊下

    いわゆる2階の廊下の端っこです(笑)廊下が長いのでその抜け感と、連続的に並ぶ柱がいい感じでしたので、ここをステージに見立てて撮影しました。わりと暗いのでF値は解放気味+ISO感度をあげ気味で撮影することをおすすめします。こちらも例外なく人通りがありますので撮影時にはお気をつけください。

    ④階段踊り場

    こちらも国立新美術館では代表的なスポットではないでしょうか。
    ガラス面から分散されて注ぐ自然光がちょうど良く、東京国際フォーラムのように被写体さんを素敵に照らします。
    3階の踊り場から2階の踊り場を見下ろすようにも撮れたり、様々なパターンの撮影ができるので、この場所で1時間くらいはあっという間です(笑)床面の明るくて柔らかい色合いも女性の肌にマッチしているのか、反射もそこまで気になりませんでした。

    〈3階〉⑤エレベーターホール付近、⑥ブラッスリーポール・ポキューズミュゼ付近

    ⑤エレベーターホール付近

    3階のエレベーターを降りるとすぐにスポットが(笑)
    左手には奥から自然光が入り込む吹き抜けスペースがあります。ガラスの壁面に寄りかかり、逆光気味で少しドラマチックに撮れた印象です。

    また正面には、ライトが仕込まれた「光壁」があります。国立新美術館は天井が高いため、上からの照明では足元まで届かないんだそうです。そのため行灯をイメージした光壁を設置したんだそうです。
    写真は、レタッチ時に明度をあげました。背景を明るくすることでステージで躍動しているTSUBAKIさんを表現しました。

    ⑥ブラッスリーポール・ポキューズミュゼ付近

    3階にも2階と同様にながーい廊下があります。ちょうどお店がお昼休憩時間でしたのでお客さんも少なくこの位置で撮影をしました。2階に比べると自然光の入りが少なく、少しシックな感じで撮影できました。

    おまけ 展示室での撮影

    様々な企画展やイベントが催されていますが、中には撮影可の展示もあります。この日は空いていたので、人物撮影OKでした。素敵な作品たちと撮れるので嬉しい限りです。ただ、こちらは運が良ければというくらいでご認識ください。

    最後に

    最後までご一読いただき、ありがとうございました。
    初めての撮影スポットは緊張しますよね。こちらの記事が参考になるととても嬉しいです。
    お互いに楽しい、フォトライフを過ごしましょう!